【部内企画 第1弾】好きなものを紹介する! 1日目✨
《目的》
・新入部員が増えたため
・新しい分野を開拓し、小説の糧とするため
《参加方法》
①自分の好きなものを一つ決める。
②300字以内にまとめる。
③発表順になったら発表する。
④質疑応答
※一人の持ち時間は15分とする。
《役割》
司会進行・1,2,3日目 部長
4日目 そらまめ
書記・こいちゃん
タイムキーパー・1、2日目 黛クロナ
3日目 蒼の飲み薬
4日目 そらまめ
1、部長
私の好きなものは宮沢賢治です。好きが高じて大学で研究していたくらい好きです。
崇められることの多い宮沢賢治ですが、本当はかなりの変人だということはご存知ですか? 彼には素晴らしい個性が備わっていました。きっと私たちとは違うものがたくさん見えていたんでしょうね。
1番好きな作品は「めくらぶだうと虹」です。信仰深い宮沢賢治が見ていた世界を体感できます。とても綺麗な短編なので、ぜひ読んでみてください。
「銀河鉄道の夜」も好きです。こちらは知っている方も多いのでは? 銀河空間で繰り広げられる会話に身を投じてみてください。この銀河鉄道、4回ほど実は書き直されています。結末が違うので知っておくと面白いかもしれません。
――知るきっかけ?
子どもの頃から読み聞かせられていたのが、きっかけです。
――変人エピソード
畑で叫びながら踊り狂っていたとか、金持ちの道楽息子なのに農業に興味を持ったりとか
――自分の作品に影響しているところ
世界観とか雰囲気は近いものがあります。私は宗教家ではないのですが、やはり信仰深いものは宮沢賢治から教わりましたね。
――作品から学んだこと
たくさんあります。命の尊さや儚さ、透明感、感情表現など。
――大学で研究していたこと
大学では、現実と非現実の境界線について考えていました。
――小説でおすすめしたい一文
「一つずつの小さな現在が 続いているだけである」
2、pvt.リンクス
空中戦
映画「スカイクロラ」が原因でどハマり。
パイロットが技量を尽くして戦う姿はバトルものとしては燃える展開で、外から見た複雑な機動を描いてお互いを追いかける戦闘機の姿もまた手に汗握る緊張感と興奮があり、それが今の創作の原点になっていたりする。
ちなみにリンクスは戦闘機パイロットになろうと試験は受けたが視力で落とされている。
――観るきっかけ
もともと飛行機好きだったんですが、映画のスカイクロラを見たのがトドメでしたね。あの空戦シーンに心惹かれました。
――どんな勉強をしたか
戦闘機の性能や空力特性、どう言った軌道があるかで、シミュレータをやり込んで覚えました。
同級生に鳥人間コンテスト出たやつがいたので、話聞いたりもしましたね。
――おすすめの映画シーン
リアルを求めるなら永遠の0の空戦シーン、壮絶な空戦を求めるならスカイクロラのラストシーンですね。
――原作との違い
ラストシーンが違うのもありますが、主人公の細かな心情描写があるから原作の方が参考になるかもですね。
――原作と映画、どちらが好きか
甲乙つけがたいですね、濃い内容の原作、ビジュアルが熱い映画、どっちもいいです
――エースコンバットやっているか
エスコン?もちろんやってますよ!7ですけど
――空中戦を書くときのアドバイス
空戦描写ならその極限の状況での心理状態や思考など、キャラ自身の描写が欲しいかと。それがあると盛り上がりますね。
――空戦物でおすすめの本
空戦ものだととある飛空士シリーズですね
3、驚天動地
安部公房という作家さんがいます。心臓発作で亡くならなければノーベル文学賞をもらっていたと言われています。
私が好きなのは「箱男」という作品で、箱をかぶって街を浮浪する人間の姿を描いた作品です。
少し薄汚くて不思議な世界観、本当はあるはずないような事柄を、当然であるかのように、すました顔で書いているのが好きです。
また最近はベクシンスキーという画家さんの絵にハマってます。
不気味な世界観が好きです。
他、酉島伝法さんの「皆勤の徒」という小説やアニメ「ほしのこえ」「ペイル・コクーン」「Fateシリーズ」「攻殻機動隊」、それからうなじが好きですよ。
――「砂の女」は読んだことあるか
あります。でも「箱男」のほうが好みです。あとは「R62号の発明」とか
――Fateシリーズのお気に入り
ZERO好きです。なんか奈須きのこさんには申し訳ないですけど。
あとUBWのアイリスフィールが死ぬ場面
――不気味な世界観になぜはまったのか
なぜでしょうか……?
昔「ダレン・シャン」や「デモナータ」なんかよく読んでて、オカルト大好きだったんですわ。
――作品にも影響を受けているか
あんまりです。安部公房さんのほうが大きいかと思います
4、よりたま
[スチームパンクとは?]
電気技術ではなく、蒸気機関が過剰発展した世界を舞台としたSFジャンルの総称。
パンクとあるように構造や体制などに反発する反社会性をテーマとする作品が多い。
[好きなところ]
・SFな世界観とはいえ様々なジャンルで応用がきく。
ファンタジー作品を作ろうと思ったときに世界観を決めるのはとても大変でありきたりになりがち。
そんな時にどんな技術がある社会を決めると後は連想ゲームをすると案外いいものが出来上がる。
・ストーリーが作り易い
近代ヨーロッパがもととなっているためエグい労働環境や階級制度など敵を設定しやすい。
また、独自の道具などオリジナリティも出しやすい。
――オススメの小説など
私が読んだものは「悪魔の機械」。または「ホムンクルス」などですね
――オススメのアニメ
最近のものだと「プリンセス・プリンシパル」
蒸気都市の描写が丁寧です。
映画だと「モータル・エンジン」がスチームパンクのそれです!ロマン満載なのです!
――近代ヨーロッパって産業革命辺り?
そうです!作品によっては開拓期のアメリカだったり、江戸時代の日本だったりします。
――スチームパンクというと「スチーム・ボーイ」が浮かぶ。あと「未来世紀ブラジル」
「スチームボーイ」、名作ですね。無骨なデザインの機械たちが割とリアルです。
――いつ頃はまったのか
中学生の頃に中二病を発症したのですが、その時にペストマスク、ガスマスク、なんかガチャガチャした機械などに憧れて画像を漁りまくってる時にたどり着きましたw
昔の人が描いた未来の予想図みたいなのも大好きだったのでドはまりしましたw
5、あきたけ
芸術が好きです
画家でいえばベクシンスキー
小説を書き始めたのは、小学校4年生の頃からです
当日、学校のコンクールで書いた「詩」が何かの賞を取って新聞に載りました
それは少なからず自信に繋がりました
また、初めて書いた小説は、リレー小説でした
クラスのみんなで、「二十世紀少年」の予言の書を自分達風にアレンジした話を書こう!ということで書き始めました
それから、様々な作風に手を出して、今では心理描写過多な作品を書いています
人間の異常性や、狂気を、できるかぎり美しく描いた作品を書いています
――心理描写過多な作品とありますが、1人称での進行でしょうか
三人称でも、一元視点で心理描写をします。
主人公に名前をつけないで「少年は~」とかやったりします
――〜と思っている。~だと感じた。他にはどんな感じの文末にしているか
少年の心に張り付いて取れなかった。
彼は、この世の全ての狂気を感じとった。
……などです。
――よく書いてるジャンル、もしくは得意なジャンルは?
ホラーになりますかね。
エログロナンセンスを書きます。
――今までで一番影響を受けた作品
ドグラ・マグラです\(^o^)/
――同じシーンで複数の人物の心理描写をする時とかはどうするのか
ほとんどありません。
神視点で書くと、だいたい分かりにくくなるので。
――作家歴は何年
10年です。
10歳の頃から書き初めて、今は20歳です。
書き始めた当時は、何も分かっていませんでした。
中学生の頃に、文芸社に原稿を送りつけて、酷評をいただきました。
――批評で挫折したことは
ありません。
しまった!!と、欠点に気がつくことがあります
6、Re:over
幻想的なものや、起結はテンプレなのに承転は意外性があるなど、ギャップのあるものが好きです。始まりとなったのは「僕らの7日間戦争」のシリーズと星新一のssです。
純愛ものが好きで、最終的に恋が叶わないとかだと口から鼻血出そうなくらいやばい。狂ってたり、闇を含んだ恋とかもすこ。
終末系も良き良き。最後の悲しい雰囲気は本気で泣いたこともあるほど好き。
ゲームはスマブラ 。音楽は聞けば聞くほど好きになるタイプだから基本雑食だが、多少の偏見あり。
面食い鳥ですが何か?
漫画もアニメも好きなものは小説と同じ感じ。
とりま、好きなもの挙げてと言われてもこんなもん。あとはるんってきたらそれが好きなんだよ。
――小説で一番好きなものは
始まりの2作はそうですが、秘密や余命10年も好きです
『崩れる脳を抱きしめて』知念実希人
――恋が実らない話を読んでしまったらどうするか
とりあえずベッドに潜ってぐるぐるぐるぐるからの回れ雪月花。
恋が実らないのはセンチメンタルなるから読んだあとはずっと主人公のこと考えてる
――執筆する作品も純愛よりで?
そうですね。歪んでる愛なんてないと思ってますので()
――好きな漫画あるか
漫画は約束のネバーランド。あれは圧倒的
1日目、お疲れさまでした。2日目もよろしくお願いいたしますm(__)m