クロナ先生の独断と偏見で行う小説講座 ~ギャップ編~
【クロナ先生の独断と偏見で行う小説講座 ~ギャップ編~】
ギャップの種類
「ギャップ」と言っても作品の
・ストーリーのギャップ
・キャラのギャップ
など様々があります。
ギャップとは相反するもの、のことで、簡単に言うなら「光と影」です。
人間というのは、ギャップに弱い生き物なんですね。
例えば、クラスの人気者が病気を抱えていたり、不良が猫を拾っていたり、と言えば簡単でしょうか?
――ギャップ萌えというやつですね!
はい、そうです!
昨今のラノベを元にすると、主人公との対比も一種のギャップとなっているようです。
例)真面目×不良
地味キャラ×人気者
犯罪者×警察
――でも何でもかんでもギャップギャップギャップはいけないんですよね?
ギャップを作り過ぎると、散見してどれが強みかわかりづらくなります。
大きな魅力となるギャップを多くても2つにしましょう。
ターゲット層
実はこのギャップというものは、ターゲット層によって変えると良いのです。
例えば、
・恋愛ターゲットに、バトルものを進めてもいけない。
・大人の恋愛が読みたい人にア〇パ〇マ〇を進めても意味がない。
自分の作品に一番のギャップ(魅力)を持たせたければ、ターゲット層を絞ることから始めると良いと思います
ターゲット例
《青春恋愛ものの作品、ターゲットを10代後半~20代前半だと仮定した場合》
ギャップは、まず非日常です。
――異世界転生とかが良い例ですかね?
はい、それもひとつの例です。
でも、導入として一番やりやすいのは、何気ない変化です。
例)転校生、パンをくわえた女の子とぶつかる、など。
これらは、作品の種類(ターゲット)によって変わります。
これからも不定期で【クロナ先生による独断と偏見で行う小説講座】を開きます。
ぜひ、参考になさってください!