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こいちゃんの小説講座 ~ファンタジー~

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ファンタジーとは

 

空想的、幻想的、超人的、超自然的な現象のこと。またその世界のこと。

と、今回の講座では定めます。

 

 

ハイかローを決めよう

 

・ハイファンタジー異世界

・ローファンタジー(現代世界)

なのはご存知かと思います。

指輪物語』や『精霊の守り人(著・上橋菜穂子)』などはハイです。所謂、転生ものと言われている、違う世界に行ってしまう系もハイだと思います。

ハリー・ポッター』はローです。

 

超常現象で想像すると分かりやすいかもしれませんね。

異世界で魔物や怪物が出てくるのがハイ、

現代世界で魔法や超能力が出てくるのがローです。

 

 

世界観を決めよう

 

・和風

・米風

・欧風

・中華風

・アラビアン……など

 

これらによって参考にする、生き物や武器、言葉などが変わってきます。

世界観は洋風なのに、刀が出てきたらそれはサーベル系です。

日本刀はイメージとそぐわないでしょう。

でも、あの真っ直ぐとした日本刀が使いたい!というときはどうするのか?

そのときは“日本”刀という言葉は使いません。刀だけで“日本刀”を表現してください。

例えば、「しなりのない真っ直ぐとした刀」「美術品として飾られている直刀」など。

単純に“日本”という国名を出したら、世界観が壊れる、という話です。

 

和や中華のときに外来語(カタカナ語)を使ってはいけないのも同じ理由です。

名前や単位(メートルやキロ)など、気を付けましょう。

 

 

舞台設定を決めよう

 

・どんな国があるか

・どんな生物があるか

・どんな宗教(教え)があるか

 

世界観をもっと細かくしていきましょう。

その国はどんな階級があるのか、主人公はどの位置にいるのか、どう物語が派生するのかを考えます。

 

 

キャラクターを決めよう

 

舞台設定と同じタイミングで、主人公や脇役たち、敵キャラを決めていきます。

 

・主人公(ヒロイン)

・主人公の相手役(ヒロイン)

・脇役

・敵

・モブ

 

これさえいたら、すぐに物語は作れます。

それをもっと細分化します。キャラクター名を決め、個性を付属するのです。

 

最初に主人公を決めるなら、自分の好みに作るのが簡単(楽)でしょう。

自分の性癖をいっぱい詰めてください。

外見も決めていきます。

これもまた性癖を詰めていきます。

 

眼帯キャラならなぜ眼帯をしているのか背景を考えねばなりません。

目の色が変わるという特徴があれば、なぜ変わるのか考えます。

 

そうやって掘り下げて掘り下げていくと、主人公は結構簡単に作れます。

始めにファンタジーを書きたい! と思ったときに、既にイメージはあるでしょうからね。

 

 

 

次に、主人公の“相方”を決めましょう。

それはヒロインかもしれないし、相棒かもしれないし、もしかしたら敵かもしれません。

 

そうやって、丁寧に丁寧に作っていきます。

 

 

最近のファンタジーの傾向

 

・転生もの

・俺Tueee系

・悪役令嬢もの

 

これらは強いですね。

ある意味、「見下し系」が読者は見ていて爽快なのかもしれませんね。

 

苦労(ときどき死)があってからのサクセスストーリーがお好きですね、みなさん。

苦手な人もいますが。

 

 

最後に

 

この通りにやる必要は全くないし、この通りにやったら面白くないから、一人ひとりが全く違うファンタジーを生み出すのが良いと思います。

 

 

 

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